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釜山の空に「タクヤ、格好いい~」の声が響き渡った。4月に撮影を行った思い出の地での海外初上映。11月1日の韓国公開よりひと足早く「HERO」という名の船が釜山に上陸した。
約100メートルのレッドカーペットを抜けると、木村は照れながらステージ上で「パンガッスムニダ。ヨンファHEROチャルプタッタ、トゥーリムニダ(お会いできてうれしい、HEROをよろしくお願いします)」と韓国語であいさつ。「撮影の時におじゃましましたが、フェスティバルはより一層エネルギッシュ。自分にとってステキな街になりそう」と笑顔を浮かべた。
注目度は映画祭の中でNO1。上映前の公式会見には、12回の歴史上で最も多いという300人の報道陣が集結。午後8時からの特別上映には5000人ものファンが駆けつけた。これまで映画祭開幕日だけのレッドカーペットセレモニーも、映画祭事務局からの強い要望で特別に行われた。「街中のロケで無理なお願いも協力的にしてくださった」とお礼した木村にとって、海外初上映は“恩返し”の形になった。
木村が正式に国際映画祭に参加するのは、04年に「2046」(ウォン・カーウァイ監督)が、カンヌ国際映画祭コンペ部門に参加して以来3年ぶり。会見では、カンヌに比べ「まず韓国の方が飯がうまい! あと、言語の違いはありますけど、髪の色、肌の色…親近感のある映画祭」と釜山に好意的。2日間で53媒体もの取材を受けたが「いろいろな視点で、作品、自分、日本に対しての視点を感じることができて楽しかった」と疲れを見せず「海外の皆さんに手渡しできるときがきて、自分にとって本当に幸せ」と世界進出をかみしめていた。
参照元:スポーツ報知