はしのえみ、俳優・綱島郷太郎と元日結婚…欽ちゃん粋な演出！舞台で初の２ショット

欽ちゃんファミリーのタレント・はしのえみ（３５）が劇団青年座の俳優・綱島郷太郎（３５）と元日に結婚したことを７日、発表した。０６年のＴＢＳ系「みこん六姉妹」での共演をきっかけに、交際期間は約２年。この日、はしのは明治座（東京・浜町）の舞台「あらん はらんしらん」上演中に「お嫁にいきたいではなく、お嫁にいきました」と幸せの報告。座長の萩本欽一（６７）の計らいで綱島も登壇し、２ショットをお披露目。満員の観客の祝福を受けた。

　欽ちゃんの巧みなタクトが歓喜のカーテンコールを演出した。はしのは壇上で「お嫁にいきたいではなく、お嫁にいきました」と結婚を報告。突然のことに静まり返る場内。育ての親でもある欽ちゃんは「１７（歳）で私の所に来まして。かわいい娘に『結婚します』と言われると、分捕られた気がするな～」と少し寂しさもある様子。

　「いるなら出てこい！　私も顔が見たい」と綱島を呼び込んだ欽ちゃんは、手をつなぐことを促し、はにかむ２人の姿に「何ともいいね。娘が嫁に行ったようで、えみ、本当に幸せになるんだよ」と言い、「ずっと、ずっと幸せで、ずっと、ずっとピッタリついて、ついていくんだよ。おめでとう」と祝福の言葉の嵐だった。

　昼ドラ「みこん六姉妹」での共演が運命の出会い。第一印象は「感じの良さそうな人」（はしの）、「こんなにきれいな人なんだな」（綱島）互いに好印象を持ち、ドラマの飲み会で急接近。７３年生まれの同級生で家が近所だったこともあり、代々木公園での散歩デートなどを重ね、愛をはぐくんだ。

　昨年元日に、綱島が「明けましておめでとうございます。もし良かったら結婚してくれませんか」とプロポーズしたこともあって、１年越しでの元日入籍にこだわった。６月には、はしのの地元・鹿児島で結納を済ませ、１１月からは都内で同居生活をスタートさせた。挙式は未定だが、年内に執り行う予定。子供についても、はしのは「欽ちゃんに４０（歳）までに産んだ方がいいと言われた。まだ（おなかは）空室ですけど、１人は」。綱島も「２人ぐらいは」と意欲込む。

　生涯の伴侶を得て「マジメで優しくておちゃめな方。世間で言われている縁とタイミングはあるんだと思った」（はしの）、「笑顔の絶えない、幸せな温かい家庭を築いていきたい」（綱島）と永遠の愛を誓った年男、年女でもある２人。劇中では婚約者を演じ、最終的には結ばれないが、プライベートでは見事に成就させた。欽ちゃんも「お仕事しながら、よく（綱島ははしのを）口説いてくれました」と優しいまなざしを注いでいた。

　◆はしの　えみ　１９７３年１０月２３日、鹿児島県出身。３５歳。「欽ちゃん劇団」１期生。音楽ユニット「ＣＨＵ―ＣＨＵ」「ブカブカ」に参加。９６年からＴＢＳ系「王様のブランチ」に出演中。０６年に同局系「みこん六姉妹」でドラマ初主演。血液型Ａ。

　◆綱島は青年座に在籍、カンヌでも話題に
  はしのを射止めた綱島は１９７３年５月１６日東京都生まれの３５歳で９７年劇団青年座入団。舞台の一方で国際的に活躍中。２００２年に豪州国営放送のドラマ「Ｃｈａｎｇｉ」に出演。０３年同国の映画「Ｊａｐａｎｅｓｅ　Ｓｔｏｒｙ」（日本未公開）で初主演を果たし、カンヌ国際映画祭でも話題に。

　０７年には米映画「Ｔｈｅ　Ｇｒｅａｔ　Ｒａｉｄ」でハリウッドデビュー。劇団関係者は「マジメな子で仲の良い友だちを大事にする。英語も独学で話せるまでになった」と努力家を評価。現在、東京・ＴＨＥＡＴＥＲ／ＴＯＰＳで公演中の舞台「アケミ」（１８日まで）に出演中。１７５センチ、６８キロ。

参照元：スポーツ報知