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俳優の金城武(35)が主演する映画「K―20 怪人二十面相・伝」(佐藤嗣麻子監督・脚本)が20日、全国322スクリーンで封切られ、早くも続編が製作されることが内定した。この日、東京・有楽町の日劇2で金城や松たか子(31)らが舞台あいさつ。初日動員で興収30億円が見込まれるスタートを切り、佐藤監督も「必ず続編を作ります」と満席の観客に約束した。
1年間のトータル興収が驚異の700億円超えした映画界の“王者”東宝が08年の最後の締めくくりとして送り出す「K―20」が、華々しいスタートを切り、続編製作をほぼ決めた。
同作は大怪盗・二十面相に仕立て上げられたサーカス団のエース(金城)が、無実を証明するために名探偵・明智小五郎(仲村トオル)や、その婚約者の令嬢(松たか子)とともに二十面相と戦うアクション娯楽作。監督以外すべて「ALWAYS 三丁目の夕日」のスタッフによって製作され、同作のVFX(視覚効果)技術を駆使し1949年の戦争がなかった架空の都市・帝都の街並みを作り出した。
佐藤監督は「『パート2を作ってほしい』『二十面相の活躍を見たい』という声がある。足を運んでいただければ(実現できる)」としたが、この日午後2時の時点で、昨年同時期に公開された「マリと子犬の物語」(31・8億円)の90%を動員し、続編製作を決めるには十分な興行成績を記録するのは確実だ。
東宝の配給作としては、09年に「チーム・バチスタの栄光」の続編「ジェネラル・ルージュの凱旋」も公開されることが決定。07年には「ALWAYS―」の続編「―続・三丁目の夕日」が1作目の35億円を超える45・6億円を記録。同じスタッフが手掛けた今作の期待も大きい。
ヒット作「レッドクリフPart2」(09年4月10日公開)も控え、続編づいている金城は「完成品を見ながら僕はずっとニヤニヤしていた」と、今作の完成度にも自信たっぷり。「続編があれば源治(國村隼)と菊子(高島礼子)のラブシーンが見たい」とジョークを飛ばすなど、続編にも意欲は十分だ。
参照元:スポーツ報知