「くりぃむ」有田、監督デビュー

お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の有田哲平（３７）が、監督デビューする。作品は２６日発売のＤＶＤ「特典映像」。内容は、有田が架空の映画を製作するため、出演者やロケ場所の確保に奔走する姿を追ったメーキング映像が、そのまま本編となっている。

　出演者は有田の人脈を生かした人気お笑いタレントたち。“出演交渉”編では「おぎやはぎ」の矢作兼（３６）が台本にないアクションシーンにこだわり、「ますだおかだ」の岡田圭右（３９）は、何かにつけてギャラをつり上げようとして有田を困らせるキャラを演じる。

　ほかにもロケ地の町会議員に相方の上田晋也（３７）、映画配給会社の担当者に伊集院光（４０）、子どものオーディションにしゃしゃり出る母親に清水ミチコ（４８）、女優といちゃつくマネジャーに劇団ひとり（３１）ら、有田演出のクセのあるキャラクターばかり。

　「テレビでは出来ないことをやってみたかった」と有田。上、中、下巻（各３５００円）からなる全編約２６４分。お笑いタレントの監督作品が話題を呼んでいるが「たけしさんや松本さんとは比べものになりません」と恐縮。それでも「まだまだ出演させたい芸人もいる」と次作に意欲を見せている。

参照元：スポーツ報知