スポンサードリンク
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
訴訟の相手は静岡の信用金庫だった。長井の所属事務所は「銀行を訴えているわけではないが、凍結した口座の解除は、裁判所が認めないとできないので。こちらは不当に振り込まされたわけで、お金を返還してもらえればいいわけですから」と説明した。
裁判は9月25日に第1回口頭弁論が開かれ、両信金は反論の答弁書を提出。両信金とも取材に対し「係争中なので詳しくは話せないが、請求棄却を求めて争う」としている。関係者は「一度振り込まれたお金を返還するのは、銀行の信用問題にかかわるのだろう」と指摘。日大法科大学院・板倉宏教授は「返還される可能性はあると思います」と話した。
所属事務所によると、口座の名義人も判明しているが、拘束などの事件と関係があるかどうか不明のため、今回の訴訟の対象にはしなかったという。今後、裁判などの結果を見て、必要があれば訴訟を考えるとしている。
訴状などによると、長井は5月末、滞在先のフィリピンで、警察官を名乗る男ら数人に「女性にわいせつな行為をした」と言われ、身柄を拘束された。男らは「この国ではアンダーマネー(わいろの意味)が通用する。芸能人は1130万円が相当」と言い、両信金への送金を要求。長井さんは日本にいる妻に振り込みを依頼し、解放された。口座は5月末に振り込んだ当日、長井側が警察に被害を訴え、すぐに凍結され、全額が両信金の口座に残っているという。
所属事務所によると、現地警察は長井さんを拘束した事実はない、としているという。米ニューヨークに語学留学中の長井は事務所を通じ、わいせつ行為を否定した上で「日ごろ『気をつけろ』と叫んできた私が、ミイラ取りがミイラになるという状態でお恥ずかしい限り」などとコメントしている。
参照元:スポーツ報知