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映画「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」を立て続けにヒットさせた矢口史靖(しのぶ)監督(40)が、今度は「航空業界」をテーマにした新作に挑むことが11日、分かった。タイトルは「ハッピーフライト(仮題)」で、同監督が長編作品でメガホンを取るのは2004年の「スウィングガールズ」以来。来年秋の公開を目指し、08年4月にクランクインする。
01年の「ウォーターボーイズ」では、シンクロナイズド・スイミングに打ち込む男子高校生を、「スウィングガールズ」では楽器初心者の女子高生たちが悪戦苦闘しながらビッグバンドジャズの楽しさに目覚めるさまをコミカルに描いた矢口監督。4年ぶりとなる長編新作に選んだ舞台は「航空業界」だ。
「普段、飛行機に乗ってても知らないことが多い。キャビンアテンダント(CA)さんって見えないところで何してるんだろうとか、コックピットの操縦士で余ってる人は寝てるのとか。ちゃんと調べていくと非常に面白い。あのでっかい金属の塊を飛ばすために、どれだけのスタッフがかかわってるのか。その裏側をサスペンスを交えつつ面白おかしく作りたいと思いました」(矢口監督)
「ハッピーフライト(仮題)」の舞台は、ハワイ・ホノルル行きの飛行機。機長訓練中の副操縦士、初の国際線フライトに挑むおっちょこちょいなCA、強面(こわもて)の訓練教官、若手整備士…。飛行機を取り巻くあらゆる人々が登場し、航空業界をコミカルに、そしてハラハラさせながら描く。
「ウォーターボーイズ」でも「スウィングガールズ」でも出演者に練習を課し、実際にシンクロや楽器演奏をさせてきた矢口監督だけに、「パイロット役には(操縦を)習ってもらおうかな」とジョークも口にしたが、撮影では「なるべくリアリティーのあるものを撮りたい」。昨年春から取材を重ねてきた矢口監督に、全日空も全面協力。実機を使った撮影も可能な方向で進んでいる。現在は主役を含めたオーディションの真っ最中。来年4月にクランクインし、同年秋に全国公開の予定だ。
参照元:スポーツ報知