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獅童、松方、渡部という個性あふれる異色の3人が、時代に翻弄(ほんろう)されながらも強く生きた女性、和央演じる茶々を取り巻く戦国三武将を演じることになった。
「茶々―」は井上靖さんの「淀どの日記」が原作で、「男たちの大和/YAMATO」「大奥」に続いて映画大手・東映が送り出す正月映画。伏見桃山城を7000万円かけて補修改装するなど総製作費10億円を超える大作となっている。
徳川家康、織田信長、豊臣秀吉という戦国時代を生き抜いた3人の歴史的武将。中でも茶々を最大の敵として恐れる徳川家康は、今作が初の時代劇映画となる中村獅童が演じる。「徳川家康という人物は“忍耐の人”というイメージがある。心の底にギラギラした情熱を秘めた家康を中村獅童流に演じるつもり」と気持ちを高ぶらせた。
また茶々が愛を貫いた秀吉は渡部篤郎が挑む。劇中では木下藤吉郎から羽柴秀吉、そして豊臣秀吉まで、37~62歳という幅広い年齢を演じ分けることになり「今回は女性目線の作品。また違った秀吉像が生まれるはず」と楽しみにした。
そして茶々の伯父にあたる織田信長には松方が登場。松方は信長、秀吉、家康の三武将すべてを演じた経験があるが「戦国三武将の中で最もアクの強い英雄である信長は、何度やっても興味深く、演じがいのあるキャラクター」。ほかの2人の顔ぶれを見て「通常の三武将のイメージよりも少し異色な組み合わせかと思うので、まさしく“競演”をご期待いただきたい」と力を込めた。
12月の公開までギリギリのスケジュールの中で行われている撮影は中盤を迎え、クランクアップは11月中旬。壮大なスケールとともに、今作がスクリーンデビューとなる和央を含めた個性派ぞろいの演技は、大きな注目を集めそうだ。
◆「大奥」超えた!衣装に1億円 東映正月映画として昨年末に公開された時代劇「大奥」では豪華けんらんな衣装が話題となったが、今作は「大奥」を超える総額約1億円が衣装につぎ込まれるという。05年末に公開された「男たちの大和―」では興収51・5億円の大ヒットを記録したものの「大奥」は興収22億円と、目標の40億円には届かず、今作での巻き返しが期待されている。
参照元:スポーツ報知