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タレントの泰葉(47)が、8月30日放送のNHK「第40回 思い出のメロディー」(後7時半)に出演し、歌手活動を本格的に再開する。同局は16日、同番組の出演者33組などを発表。テーマは「歌こそ永遠の愛」だが、昨年11月に落語家・春風亭小朝(53)と離婚した泰葉が、81年の代表曲「フライディ・チャイナタウン」を歌う。また、「3年目の浮気」(82年)がヒットした「ヒロシ&キーボー」が再結成し、NHKに初出演する。
歌手として再デビューを目指す泰葉に、大きなチャンスが舞い込んだ。制作統括の二谷裕真プロデューサーは「泰葉さんから、この番組を『本格的な歌手活動の足掛かりにしたい』と間接的にうかがっている」と説明した。
1981年に「フライディ―」で歌手デビューした泰葉は、87年に小朝と結婚したのを機に芸能活動を休止していた。離婚した昨年からテレビ出演などを再開し、自身のHPによると、谷村新司(59)に励まされながら歌手再デビューを目指している。
今年3月には「時忘れじの塔」記念式典で、二十数年ぶりに“ステージ”で熱唱したが、酸欠で倒れるというハプニング。8月9日にNHKホールで、3000人を前に行われる本番の収録で“リベンジ”したいところだ。
小朝も5月のイベントで「早く自分を取り戻して歌手として頑張ってほしい」と泰葉にエール。小朝はNHK大河ドラマ「篤姫」に出演中だが、「思い出―」でのサプライズ共演はないという。
同番組には「ヒロシ&キーボー」も登場。本人たちによるとNHK初出演で、「当時はNHKで『浮気』の歌は歌えなかった」と話しているという。
また、森光子(88)が、故・美空ひばりさんの「東京キッド」(50年)を歌って東京タワーの思い出を語るほか、故・石原裕次郎さんのまき子夫人(74)がNHKホールに初登場し、裕次郎さんに思いをはせる。裕次郎さん本人が歌う「二人の世界」(65年)も秘蔵映像で紹介する。
司会は「篤姫」に出演中の松坂慶子(55)、氷川きよし(30)、阿部渉アナ(40)。松坂は「愛の水中花」(79年)、氷川は故・村田英雄さんのVTRとともに「無法松の一生~度胸千両入り~」(58年)、西郷輝彦(61)の「星のフラメンコ」(66年)を歌う。
参照元:スポーツ報知