「おしん」からまた天才子役誕生！…石井ふく子さん絶賛！佐々木麻緒＆諸星すみれ

新橋演舞場７月公演「おしん」（４～２７日）におしんの幼少時代役でダブルキャスト出演する佐々木麻緒（９）と諸星すみれ（９）に注目が集まっている。

　「おしん」と言えば、１９８３年にＮＨＫ朝の連続テレビ小説で、“天才子役”の小林綾子（３５）を生み出した作品。今回の舞台版では小林が主演するが、その幼少時代を演じる２人の子役を、演出の石井ふく子さん（８１）が絶賛している。「感性が豊かで、体で芝居ができる。子役がダメなら絶望的な作品で、本当に恵まれた。綾子にも『頑張らないと子どもに食われるよ』と言ってます」と語るように、けいこ場では元祖・天才子役もかすむほどの輝きを放っている。

　佐々木は初舞台ながら、２歳から芸能活動を始め、ＴＢＳ系ドラマ「だいすき！」で香里奈（２４）の娘役を好演するなどキャリアも豊富。「学校で遊ぶよりお仕事の方が楽しい」とのびのび。一方、アニメの声優や舞台で活動している諸星も３歳の時にＤＶＤで見た「千と千尋の神隠し」のセリフを暗記し自分で吹き替えて遊ぶという天才的なエピソードを持ち、「体を動かせて感情が出せる舞台は大好きです」と早くも女優の顔をのぞかせている。「おしん」からまた新たなスターが誕生しそうだ。

　また、おしんの親友・加代役も子役のもも（１１）と渡辺ひかる（８）が務める。

　◆佐々木　麻緒（ささき・まお）１９９９年６月１日、千葉県生まれ。９歳。トイザらスの広告でデビュー。ドラマはＴＢＳ系「すてきにコモン！」フジ系「アットホーム・ダッド」などに出演。映画は「涙そうそう」などに出演。

　◆諸星　すみれ（もろほし・すみれ）１９９９年４月２３日、神奈川県生まれ。９歳。ＴＢＳ系「ベストタイム」の再現ＶＴＲで初仕事。劇場版「スパイダーマン３」「サーフズアップ」などで声優を務める。ドラマはＮＨＫ「天花」などに出演。

参照元：スポーツ報知